飛行許可申請 ハウツー vol.3 (富岩運河環水公園)
こんにちは。北陸ドローンスクールです。
ピンポイント飛行許可申請ハウツーの第3回目は富岩運河環水公園です。シンボルともいえる天文橋は空撮で映えますね。
では、さっそく解説していきます。
許可される目的と料金
富岩運河環水公園でのドローンの飛行について、まず
趣味での飛行はNGです。
これは第2弾の松川公園同様、富山県のガイドラインに則ったものです。業務・学術研究・100g未満・係留措置を取った場合のみ、許可されることになっていますので、ご留意ください。
使用料などは特にありません。
これは2022年9月時点の情報ですので、料金など変更はあるかもしれません。申請の際にご確認ください。
申請先
申請先は、富山県土木部都市計画課になります。リンク先のページの下の方にそれぞれの係の電話番号が載っています。富岩運河環水公園の許可に関することは業務係になりますので、そちらに問い合わせましょう。
また、すべての許可申請が終わったのち、公益財団法人富山県民福祉公園 富岩運河環水公園パークセンターにも飛行日時の一報を入れましょう。こちらは許可とかではなく、連絡という形です。
必要な書類
富山県土木部都市計画課に提出する書類は以下の通りです。
①協議書
②事業計画書
③飛行範囲図
④保険加入証明証
⑤国土交通省許可証
個々に解説していきます。
①協議書
県のホームページからword形式のものがダウンロードできます。下に弊スクールで提出した際のものを記入例を貼っておきます。よかったらご参考ください。
2022年3月時点のものなので、無人航空機の詳細を記入する欄に登録記号のことが書いてないですが、現在は必須になっています。
②事業計画書
こちらも同様に県のホームページから、word形式のものをダウンロードできます。記入の仕方は以下のようになります。
③飛行範囲図
こちらも県のホームページに書式があります。地図には、特に指定のものはないのです。分かればいいので、Google mapとかでも全然大丈夫です。
④保険加入証明証
ドローンの保険に入っていることの証明書です。ドローンの機体そのものの方ではなく、対人・対物の損害保険の方です。万が一、公園利用者や公園に損害を与えてしまった時を想定しているんですね。これが無いと書類が揃わないので、加入していない場合は、加入しなくてはなりません。
⑤国土交通省許可証
許可承認が必要な飛行にあたり、DIPSを通して取得する許可証のことですね。事業計画書にも30m以内や目視外などチェックを入れるところがありますが、ここに何のチェックも入れてなくても、大前提として富岩運河環水公園はDIDエリア内にありますので、最低でもその許可証は必要になります。
申請の流れ
書類の手戻りが少ないほど、申請もスムーズです。この記事を参考にしていただけたら幸いです。
許可をもらった後は、パークセンターに忘れず一報入れるようにしましょう。